**** インデックス ****
1】きっと役に立つ ☆ ほけんの話《33》
2】ほけんのクイズ《33》
3】ジャパンライム 最新セミナー情報
4】ほけんのクイズの答え
5】Pick Up! オンデマンド作品情報
6】今後配信予定のセミナー
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1】きっと役に立つ ☆ ほけんの話《33》
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★ある産科病棟で起こる不思議なできごと
1840年代のオーストリア。
ウィーン総合病院でゼンメルワイスという産婦人科医が働き始めました。
この病院の産科は2つ。
一つは男性医師たちが出産に関わる第一産科。
ここでは子どもを産んだばかりの女性の10%以上が、産褥熱(さんじょくねつ)という病気で亡くなっていました。
そして不思議なことに、女性助産師が赤ちゃんを取り上げる第二産科での死亡率はその半分もないのです。
ゼンメルワイスはこの不思議な現象の原因究明に乗り出しました。
◇死体から出る何か?
病棟の込み具合、医療スタッフの数、換気状態などしらみつぶしに調べたゼンメルワイスは、ある出来事に気づきます。
男性医師たちは午前中、研修医たちの死体の解剖を監督し、午後から出産に対応します。
一方、女性助産師たちは産科病棟のみの勤務です。
「もしかしたら死体から出る何らかの微粒子が医師を通して妊婦にうつったのでは?」
仮説を立てたゼンメルワイスは、さらし粉(次亜塩素酸カルシウム)での手洗いを医師たちに義務づけます。
当時は診察前の医師が手を洗う習慣がなかったのです。
その結果、第一産科での死亡率は大きく減少しました。
当時、産褥熱で亡くなる女性が多いのはウィーン総合病院に限ったことではありませんでした。
ゼンメルワイスは、この手洗いの効果を学会などで訴えますが、嘲笑されるだけ。
その手法も論理も拒絶されました。
それを受けてウィーン総合病院ですら、手洗いの義務付けをやめてしまったのです。
◇手洗いの父
手術前に手を洗う習慣を取りいれる医師が増え始めたのは1870年代。
ゼンメルワイスが失意のうちに47歳という若さで亡くなった後のことです。
そして日常的な手洗いの重要性が広く知られ、米国で手洗いのガイドラインが制定されたのは1980年代のこと。
ゼンメルワイスがばかにされた時代から100年以上も経っていました。
今ではゼンメルワイスは、敬意をもって「手洗いの父」と称されています。
手洗いが感染症予防に大きな効果があることは、誰もが知っています。
ただ病原菌は目に見えないため効果を実感しにくいのも正直なところ。
ついサボりがちになったときは、この話をちょっと思い出していただければ幸いです。
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\\ほけんだよりに使える!//
2】ほけんのクイズ《33》
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《手洗いクイズ》
新型コロナが猛威をふるった2021年10月、ユニセフ(国連児童基金)からある警告がだされました。
あなたはどれが正しい警告文だと思いますか?
①世界では約30億人(10人に4人)が、自宅に水と石けんで手を洗う設備がありません。
②世界では約23億人(10人に3人)が、自宅に水と石けんで手を洗う設備がありません。
③世界では約19億人(10人に2人)が、自宅に水と石けんで手を洗う設備がありません。
★答えは 4】に
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*。,。*゜ スマホ・タブレット・PC…
いつでもどこでも
ご視聴できます! *。,。*゜
3】ジャパンライム 最新セミナー情報
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◆◇◆ 11月12日 配信開始
小児・思春期の肥満
~やる気を引き出す肥満指導って?~
講師:原 光彦先生
和洋女子大学 家政学部 健康栄養学科教授

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◆◇◆ 11月26日 配信開始
『保健室の薬について悩みや迷いはありませんか?』
~学校薬剤師にお答えいただきました~
講師:福田 早苗先生
有限会社三洋薬局 代表取締役/小平市薬剤師会副会長/

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4】ほけんのクイズの答え
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答え: ②
ユニセフが2021年10月に出した警告はこれです。
『世界では約23億人(10人に3人)が、自宅に水と石けんで手を洗う設備がありません』
①『世界では約30億人(10人に4人)が…』は、2020年5月にユニセフが出した警告
③『世界では約19億人(10人に2人)が…』は、ユニセフが予想した2030年頃の世界の状況です
(※2030年の世界人口を85億人と予想した場合)
インフルエンザや新型コロナなどの感染症の予防策として、簡単なのに効果が大きい「手洗い」。
世界中の誰もが、どこに行っても簡単に手を洗えるようになる日が一日も早く来るといいですね。
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5】Pick Up! オンデマンド作品情報
(現在配信中の動画から1つ オススメをピックアップするコーナーです)
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◇今回のオススメ ピックアップ動画◇
■ネット依存・ゲーム障害
~即効性はない。でも学校がやるべき対策~
講師:豊田 充崇(和歌山大学教職大学院 教授)
□講義内容…
子どもたちのスマートフォンの利用は、ほとんどが学校外です。家庭でのスマホ利用について学校が個々に対応するのは難しいことです。
ただ子どもがネット・ゲーム依存症に陥る危険性があるのに、家庭任せで放置しておくことはできません。
過剰なネット・ゲームの利用は、学力低下の懸念や生活習慣の崩壊につながります。
豊田先生には、
・学校教育の通常の指導の中で、依存症の「予防措置」として何ができるのか
・依存傾向もしくはその兆候がある子どもたちの自覚を促し、改めるきっかけをどのように提供するか
…などについてお話いただきたいと思います。
ネット・ゲーム依存の対応策については専門書や医療施設よりさまざまな提案がされています。
けれど豊田先生は「正直なところ決め手に欠ける」とおっしゃいます。
さらに「それでも学校は少しでも効力のあるものを実施していく必要がある」とも。
今回は豊田先生が実際に子どもたちに実施されている情報モラル教育、ネット依存予防教育から以下の内容をピックアップ。
・ネット・ゲーム依存のタイプを見きわめるチェックリスト
・保護者への対応策の提案
・指導・授業の実践例
豊田先生いわく、「当然ながら、このような対策で防ぎきれるわけではありませんが、自覚を促すきっかけづくりにはなるはずです」。
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6】今後配信予定の動画
・学校での突然死をゼロに
~体育大会、マラソン大会、部活動などに備えて~
・病気や体の不調があるときに摂りたい栄養
・困りごとを抱える子どもたち
~グレーゾーンの育ちを支えるには~
・海・川・プールに潜むキケン!
~救助のプロに学ぶ 予測と対処~
・どうする? 歯・口のケガ
~応急手当は?~
・子どもを取り巻くSNSの最新事情と子どもを守るネットリテラシー
・どうする? 子どもの目のトラブル
~外傷・打撲・薬品の事故・コンタクトレンズのトラブルなど~
・子どもたちに教えたくなる「からだの話」
~消化器編~
…to be continued.
(都合により内容が変更される場合があります)
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最後までお読みいただきありがとうございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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今後のご案内が不要な方は、お手数ですがこのままご返信ください。
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■編集・発行
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