今回のこのタイトルは、非常に難しい問題が多く含まれます。
養護の先生方にとっては、重要な課題と位置づけられる大きな問題ではないでしょうか?
この問題を大阪大学大学院人間科学研究科 教育心理学分野 准教授の野坂祐子先生に講演を依頼いたしました。
野坂先生はこの「トラウマインフォームドケア」(TIC)について数多く執筆もされ、ご講演も多くされております。この分野の権威です。

まず、性暴力についてみていきます。
性暴力について加害者・被害者双方から考え、次に性被害を受けた子どもたちの状況をよく理解した上で支援者(親・教員)がどう対応すればよいのか、学校でできる事はどういう事なのかを順を追って解説します。

トラウマについてやトラウマになりやすい性被害について、子どもから性被害を打ち明けられたらどう対応すればよいのか、トラウマの影響を考慮した話の聞き方とはなど具体的に解説します。そして支援者の傷つき(影響)についてにも触れます。
トラウマインフォームドケア(TIC)は、治療ではなく、良い環境と良い関わりを提供する事だと野坂先生はおっしゃいます。「心理教育」と「対処方法」の大きな2つの柱をよく理解して支援者にとっての新しいアプローチ方法として共に理解し共感することが大事なのです。
性暴力という難しい問題を整理してシステマティックに考え、段階をおって解説いただきました。

|