小中の子どもの肥満は成長期に大きな問題を及ぼします。
今回の講義は、ここにスポットを当て肥満に対する認識とその対応について解説いたします。
講師は、和洋女子大学健康栄養学科の原光彦教授でこの道のオーソリティーです。

講義は、①肥満傾向児の現状 ②成長障害が疑われる児童生徒の見つけ方 そして?肥満傾向児に対する教育現場での指導の順に展開されます。
まず、肥満傾向児の年次推移を、データをもとに検証し、小児肥満の問題点を明らかにします。
次に、成長障害が疑われる「肥満・やせ」の児童生徒をどのようにして見つけるのか?
成人と小児の肥満判定法や成長曲線などデータで紐解く事を示し、肥満を認識します。
そして次に、これらのデータをもとに実際に教育現場でどのように指導するのかを考えます。
教育現場で行うべき基本的事項があります。また、肥満に対する偏見や避けたい言葉や行為なども考える必要があります。

改善策としては、肥満度を上昇させないための体重測定法や体重測定を用いた肥満改善のためのPDCAサイクルなどいくつか上げられます。また食品の機能を理解することも大切です。そして肥満そのものを構成する要因やダイエットの事も理解する必要があります。
新型コロナ感染症以降、肥満児は増加し令和4年にはピークを迎えました。
健康寿命の延伸には小児肥満対策が急務です。
現状を理解し、的確な対応策を講ずることが肝要です。
非常に怖い、この肥満について多方面から捉えて総合的に指導していく必要があるようです。

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